blender(ブレンダー)とは、無償で提供されている3dcg制作ソフトです。オープンソースで公開されており、モデリング・レタリング・アニメーションをはじめとして、機能性の高いフリーソフトです。
公式サイト:blender.org
インストールする
まずは、ソフトをパソコンにインストールしましょう。公式サイトへ移動してセットアップファイルをダウンロードします。
マルチプラットフォームですので、さまざまなOSに対応しています。
Windows(32bit・64bit)、Linux(32bit・64bit)、MacOSX、UNIX(Solaris・IRIX)と、用意されているので、所有しているOSに合わせてダウンロードしてください。
実行ファイル版とZip書庫版が在りますので、お好みでお選びください。
※ここでは64bit版のZip書庫版をダウンロードし、解凍(展開)して使います。
※所有しているOSが32bit版と64bit版、どちらか分からない場合は、コントロールパネルのシステムから、システムの種類をご確認ください。
blenderを日本語化する
blenderを使いやすくするために日本語化してみましょう。blenderを起動させてメニューから《 File > Use Preferences 》の順でクリックしてください。
新しく開いたウィンドウの上部メニューから《 System 》をクリックします。
画面右下部分にある《 International Fonts 》にチェックを入れると言語切替のメニューが表示されますので、日本語に選択してください。
そして、その下にある3つの項目をクリックすると、それぞれに対しての日本語表記がなされます。
画面左下にある《 User Preferences (ユーザー設定) 》をクリックして設定を保存してください。
デモ動画で確認
上記の動画は、Mike Pan氏によるblenderのデモ用ビデオです。このようにクオリティ高い動画を制作できるのです。
3d制作をする
blenderでは、まずモデリングといって、オブジェクトという物体づくりから始めます。メッシュという面を表す情報を加工していくというモデリングしていくのです。
モデリングしたら質感を表現するためにアテリアルを設定する。そしてテクスチャを貼り付けいきます。
これらの設定は、こだわりを持つほどに複雑化した仕上がりが可能ですので、腕の見せ所です。
オブジェクトはこれらの繰り返しで作成していきます。
オブジェクトが完成したら、アニメーションを設定して動きをつけたり、ライディングで光を当てるなどしてシーンを作り上げ、最終的にレタリングして動画を書き出します。
まとめ
blenderは、さまざまな書籍がでているほかにも、作成方法を詳細に紹介しているユーザーサイトがたくさんあります。
機能が充実しているので覚えるのは大変ですが、使いこなせればクオリティ高い動画やゲーム制作に役立ちますので、どうぞチャレンジしてみてください。