「不要なファイルを削除したけど、全部消せているかわからない」「用途のわからないファイルがたくさんある」とファイル管理でお困りですか?UnDup.exeは重複したファイルやフォルダを検索して、削除ができるソフトです。検索したい対象を参照すると重複したフォルダやファイルが対になってリスト化されるのでとても分かりやすく、簡単に削除することができます。削除対象が多すぎる場合は自動選択をすると一致しているデータを一つだけ残して、不要な残りを削除することが可能です。そのほかにも、検索時に空のファイルを自動削除する機能などが搭載されており、インターフェースもとてもシンプルなので、初めてのフォルダ整理で何を消したらいいかわからないという人にもおすすめです。
UnDup.exeの特徴
- 自動選択で一致したファイルを一1つ残すことが可能
- オプション機能で空のファイルを検索時に自動削除
- 検索するファイルの指定や除外が可能
- フォルダ名だけでも検索が可能
- シェアウェアですが、実質フリー
ダウンロード
以下のURLにアクセスをしてダウンロードができます。
【Vector】https://hp.vector.co.jp/authors/VA032597/Software/index.html
【freesoft100】https://freesoft-100.com/review/undup.php
ダウンロードが完了すると使い方説明や起動ソフトなど5つ程のファイルが保存されます。
使い方|起動・説明
○と×が描かれているアイコンからソフトを起動します。
作業中にわからないことがあれば、右上の「Help」を押すと使い方の説明が出てきますので、そちらを見れば大体の問題は解決します。
使い方|フォルダの登録
右上になる「フォルダ登録」から検索したいフォルダを追加し、「検索開始」をクリックすると自動的にデータが一致するファイルが出てきます。下のgifはデスクトップフォルダを検索にかけて、その中からダブっている画像が出てきました。ファイルの量がそこまで多くなければ一瞬で結果が出ますが、ファイルとフォルダの合計が40000個くらいの検索になると、15分程度時間がかかります。
使い方|削除
検索から出てきたファイルの削除を行います。消したいファイルにチェックを入れ、「ファイル削除」をクリックするだけです。1つのファイルを残して削除を実行すると一致ファイルではなくなるためリストから除外されます。チェックをかけていないデータはPC内にしっかり残っているので安心してください。
自動選択
一致するファイルの不要なものだけを選択する自動選択機能があります。フォルダ検索をした後、「自動選択」をクリックするとチェックが入ります。複数の一致ファイルが検出された場合に自動選択を使用すると便利です。他にも、一括選択・フォルダ以外の選択・結果保存などの機能が備わっています。オプションからチェックをかける種類を設定することも可能です。
ファイルの内容表示
フォルダ名を見ただけではどのようなファイルかわからないものもたくさんあります。その場合は、リストに表示されたファイルをダブルクリックすると中のデータを閲覧することが可能です。
使い方|オプション設定
ファイルの比較方法・自動選択の動作・検索対象条件・検索時のおまけ機能など、細かく設定することが可能です。
完全一致検索(1pass)
ファイルの中身を1文字ずつ完全に比較します。多少時間がかかりますが、確実に一致ファイルを見つけることができます。
完全一致検索(2pass)
ファイルの中身を1文字ずつ完全に比較します。デフラグがしっかりされているデスクの場合、1passに比べ半分程度の時間で検索が可能です。
簡易検索
確率的にはCRCがが一致しても中身が異なっている場合があるので、注意が必要です。
おまけ機能
検索時に発見した空のファイルを自動削除してくれます。また、削除したいファイルを指定することで、検索時に自動削除することも可能です。
ログ保存
削除の内容が記憶され、万が一の時、リカバリを支援します。5作業日分のみ保存可能。
UnDup.exe まとめ
重複ファイルの検索・削除ができる「UnDup.exe」をご紹介しました。どこに隠れているかわからないファイルも検索をかければ一致ファイルと対になってリストに現れるのでとても見やすく、重複したファイルを1つだけ残して削除できる自動選択機能や検索条件を細かく指定できるオプション機能で簡単にPC内のデータを整理できます。見慣れたファイルから始めると判別がしやすく、リスクも少ないので、デスクトップなど簡単なものから整理を始めて、慣れてきたら数多くのダウンロードをしてデータが溜まっているローカルディスクなどを整理することをおすすめします。シンプルなソフトですが、徹底的に重複ファイルを検索・削除が可能なので、ぜひ試してみてください。