Rudyは、まつもとゆきひろ氏が開発したスクリプト言語です。オブジェクト指向プログラミングを支援することをメインとしています。テキスト処理関連に優れ、さまざまな分野でPerlやPythonと競合します。インタプリタ言語ですので、コンパイルせずに実行が可能です。
公式サイト:Ruby
Rubyを導入する
Rubyを利用するためには、パソコンに導入する必要があります。こちらからRubyInstallerをダウンロードしてください。
2015年7月現在、最新版は2.2.2です。
プログラムの記述・実行について
テキストエディッタでスクリプトを記述してファイルを作成してから、コマンドプロンプトでメソッドを呼び出し処理させてみましょう。
まずは、テキストエディッタを起動させて入力していきます。
puts "Hello, My name is Ruby."
このように "" 内に引数を入力して保存します。ここではデスクトップに『test1.rb』と保存しました。
※Rubyの拡張子は『.rb』ですので、忘れずに付けましょう。
※コマンドプロンプトに文字列を入力するには『 puts "文字列" 』と記述するだけです。
※他言語では、引数部分に () で囲ったりしますが、Rubyに限っては省略できます。
では、コマンドプロンプトを起動させて実行してみましょう。
ここでは先ほどの『test1.rb』をデスクトップに保存したので、コマンドプロンプトも同じ場所に移動します。
『ruby ファイル名』と、コマンドを入力します。この場合は『 ruby test1.rb 』です。
Enterキーを打つと、次のように表示されます。
このように、さきほど保存した『Hello, My name is Ruby.』が表示されれば成功です。
今回は、Rubyを使う上での基本中の基本を記載してみました。
さらに、文法・配列やメソッド定義などの基本、またメタプログラミングなどの知識を取り入れると、効率よくプログラミングしていけるでしょう。
書籍も数多く発売されていますので、それらを購入することもお勧めです。