Cyberduckとは、Webサイトを公開時にデータをサーバーにアップロードするための、FTPクライントアプリケーションソフトです。FTP、SFTP、WebDAV、Amazon S3、OpenStack Swift、Backblaze B2、Microsoft Azure&OneDrive、Googleドライブ、Dropboxに対応し、WindowsでもMacでも利用が可能です。また、リモートファイルをatomなどの外部エディタで開くこともできます。定期的に更新もされており、安心して使うことができます。
公式サイトからダウンロードで利用することができます。
定期的に寄付を促す画面が表示されますが、寄付をしないと使えなくなる事などはありません。
Cyberduckインストール
※ 使用環境は「Windows7」です。
1、公式サイトからダウンロードします
https://cyberduck.io/
※「Download for macOS or Windows」「Get it from Microsoft」「Download on the Mac App Store」からお使いのOSに合わせてダウンロードして下さい。
2、インストーラーをダブルクリックして、インストール開始してください。
3、セキュリティの警告画面が出た場合は「実行」で進んでください。
4、「Install(インストール)」をクリックします。
5、無事インストールができました。
「Cyberduck」の使い方
1、スタートメニューから「Cyberduck」をクリックして、アプリケーションを起動させます。
2、左上の「新規接続」アイコンをクリックします。
3、FTPサーバーへの接続に必要な情報を入力します。
① サーバー:FTPサーバー名(ホスト名)やIPアドレス
② ユーザ名:FTPユーザー名(アカウント名)
③ パスワード:FTPパスワード
※各情報は、契約のレンタルサーバー会社から受信したメールなどを確認してください。
4、サーバーに接続されました。
5、実際にファイル(フォルダ)をアップロードしてみましょう。
その1)
ドラッグアンドドロップでアップロードする。
その2)
「アップロード」アイコンをクリックし、ファイル(フォルダ)を選択してアップロードする。
便利な機能(ブックマーク)
何度も接続するサーバーは、ブックマークで残しておくと便利です。
① ニックネーム:任意のニックネーム(わかりやすい名前がおすすめです)
② サーバー:FTPサーバー名(ホスト名)やIPアドレス
③ ユーザ名:FTPユーザー名(アカウント名)
※ここではパスワードは入力しません。接続する時に入力します。
右クリックでブックマークの編集などが可能です。
可能性(Dropboxに接続)
公式サイトには、
Cyberduckは、FTP、SFTP、WebDAV、Amazon S3、OpenStack Swift、Backblaze B2、Microsoft Azure&OneDrive、Googleドライブ、DropboxをサポートするMacとWindows用の(libre)サーバーとクラウドストレージブラウザです。とあります。
(参照:https://cyberduck.io/)
Dropboxに接続してみましょう。
1、「新規接続ウィンドウ」の上部セレクトボックスで「Dropbox」を選択します。
2、ブラウザが立ち上がり、Dropboxのログイン画面になります。ログインします。
3、OAuth 2.0認証が発行されますので、コードをコピーします。
4、Cyberduckも認証コード入力ウィンドウに変わっていますので、こちらにコードを貼り付けて「続ける」をクリックします。
5、接続完了。
これでCyberduckでDropboxに接続ができました。
DropboxやOneDriveなどのクラウドストレージに保存したデータを、
Cyberduckだけで開いてアップロードする事も可能です。
参考: https://cyberduck.io/dropbox/
ここで紹介したのはほんの一部ですが、可能性に満ちたフリーソフトであること間違いなしです。
最後に
何度か利用すると、このような寄付のお願いウィンドウが立ち上がるようになります。
特に寄付しなくても利用することも可能ですし、寄付することもできます。